イベント報告2018 | 兵庫県ユニセフ協会 | 公益財団法人日本ユニセフ協会 協定地域組織

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イベント報告

実施しましたイベントのハイライトを載せています。どうぞご覧ください。

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イベント報告(2018年)

第40回 ユニセフ ハンド・イン・ハンド募金活動


今年のテーマ『すべての子どもに5歳の誕生日を』

日時/場所 11月9日(金) 11:00~12:00 住吉
  12月11日(火) 11:00~12:30 コープ魚住
  2018年12月23日(日・祝) 11:00~13:00 姫路、元町、三宮、住吉、西宮北口
  • 1979年の国際児童年にはじまり、今年で40回目を迎えるハンド・イン・ハンド募金活動。
  • 11月9日(金)には住吉で、12月11日(火)にはコープ魚住で、23日(日・祝)には姫路、元町、三宮、住吉、西宮北口の4か所で行き交う人たちに募金を呼びかけました。
  • 「トライやる」参加の中学生、帰省中の元ユニーズメンバー、恒例参加のボーイスカート皆さん、伊藤ハムの職員さん、初参加の小学生、コープこうべの(元)役職員など延べ87人の方に参加いただき、募金総額は201,940円にもなりました。
  • ボランティアの方々をはじめ、募金にご協力いただいた皆さまに感謝申し上げます。
 
  
     
        


川崎塾⑥

核兵器のない世界をつくるには
「核兵器禁止条約」についてもっと知る

川崎塾は、2017年7月ノーベル平和賞を受賞した「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)」で、国際運営委員を務めておられる川崎哲さんをはじめ、第一線で活動されている講師から、核兵器廃絶の歴史、廃絶への道筋を学ぶ講座です。 来年の2月まで全8回の開催を予定しています。
川崎塾について詳しくお知りになりたい方はこちらからチラシをご覧ください。(PDF)

  • 日  時:2018年12月15日(土)
  • 会  場:神戸市外国語大学
  • 講  師:奥本 京子さん  大阪女学院大学 国際・英語学部教授
  • 参加者:63人
  • 主  催:ふらっとピースネットこうべ         
  • 協力団体:生活協同組合コープこうべ、(公財)神戸YMCA、(公財)神戸YWCA、賀川記念館、
         神戸市外国語大学、神戸栄光教会社会委員会、ピースプラットホーム、兵庫県ユニセフ協会
 
  • 奥本さんは、紛争などの見える暴力のみならず、さまざまな形の目に見えない暴力がなくなることを目指す平和学に取り組んでおられ、大学と並行しながらNGO活動の中で東北アジアはもとより、東南アジアや南アジアでの平和構築のためのワークショップを実践しておられます。
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  • 今回は「核兵器のない世界をつくるために~平和紛争学からの視点~」と題し、核問題を平和学の面から捉え、暴力、被害者・加害者が抱えるトラウマやそれらを解決するためのダイヤログ(対話)などの話を伺いました。
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  • 暴力を再定義すると、紛争や言葉によって他者を傷つけるなどの目に見える「直接的暴力」、力関係、貧困、格差、差別など社会構造や制度に組み込まれた目に見えない「構造的暴力」、戦争を容認する意識や無関心な態度などの「文化的暴力」の3つの段階があります。
  • 平和についても、戦争のない状態を「消極的平和」、構造的暴力がない状態を「積極的平和」と言うそうです。
  •  
  • 暴力は結果としてトラウマを生みます。
    核の問題では、被害者は心身の傷という一次的トラウマ、偏見・差別などの二次的トラウマに苦しんでいます。核という暴力から受けた苦しみを修復し、見えない暴力を克服し、その裏にある文化的暴力を認識し、核による将来的被害を予防することが平和学の目指すものです。
  •  
  • 最後にディベートとダイアログについてお話がありました。加害者・被害者の対立で捉えるのではなく、ダイアログ(対話)モードにシフトすることで平和を構築する事ができます。当たり前の平和がやってくるように、今の状況を変容させるための解決手段です。
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  • チラシはこちらからご覧いただけます。


2018国際理解講座⑤

アフリカに教えてもらったこと

  • 日  時:2018年12月8日(土)13:30~16:00
  • 会  場:コープこうべ健保会館
  • 講  師:大津 司郎さん(ジャーナリスト)
  •       甲斐 信好さん(拓殖大学国際学部教授)
  • 参加者:53人
  • 大津さん、甲斐さんを迎えての講座は今回で7回目。若い人の参加も多く和やかな雰囲気の中で行われました。
  •  
  • 甲斐さんは国際政治学の観点からゼミ学生を中心としたアフリカスタディーツアーを行っています。コーディネーターは大津さんです。
    ルワンダと言えば大虐殺で有名ですが、アフリカで一番経済発展をしている国。中国からの資材100%で建てられたルワンダ外務省などのビルが並び、アメリカの援助による世界唯一のドローン専用の空港もあります。
    しかし水道の普及率は2割程。学生たちは、水汲みのために学校にも行けない少女や社会復帰の訓練のためにリハビリ施設で学ぶ元少年兵に面会し、国際社会の現状や生きることの大変さを学びました。
    甲斐さんは「他の人に力を使って、人は初めて誇りを手にする」と言葉を添えられました。
  •  
  • 大津さんはジャーナリストとして、マスコミからは知る事ができない、国際協力だけでは見えてこない深層を伝えています。
    アフリカには、民族対立、牧畜民と農耕民、イスラム教徒とキリスト教徒、貧富の差などのFault-Line(対立軸)があります。近年の気候変動による砂漠化により、サハラに暮らす牧畜民が南下をはじめ、資源が豊富な場所で衝突が生じています。そこへ先進国が介入し問題はますます複雑化しています。
    大津さんは「これが世界情勢のスタンダード。世界の現実に目を向けることが大切」と話されました。
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  • チラシはこちらからご覧いただけます。
 


大津司郎鉛筆画展

アフリカ目撃-旅・冒険・紛争取材

  • 日  時:2018年12月5日(水)~7日(金) 10:00~17:00
  • 会  場:コープこうべ生活文化センター 展示室
  • ジャーナリスト大津司郎さんが、アフリカで見た一瞬一瞬を収めた写真をもとに描いた鉛筆画の展覧会を開催しました。
    遠いアフリカの人たちがその時々状況や苦難を語りかけてくるようでした。
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  • チラシはこちらからご覧いただけます。
   


川崎塾⑤

核兵器のない世界をつくるには
「核兵器禁止条約」についてもっと知る

川崎塾は、2017年7月ノーベル平和賞を受賞した「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)」で、国際運営委員を務めておられる川崎哲さんをはじめ、第一線で活動されている講師から、核兵器廃絶の歴史、廃絶への道筋を学ぶ講座です。 来年の2月まで全8回の開催を予定しています。
川崎塾について詳しくお知りになりたい方はこちらからチラシをご覧ください。(PDF)

  • 日  時:2018年11月17日(土)
  • 会  場:神戸市外国語大学
  • 講  師:林田 光弘さん  ヒバクシャ国際署名キャンペーンリーダー
  • 参加者:41人
  • 主  催:ふらっとピースネットこうべ         
  • 協力団体:生活協同組合コープこうべ、(公財)神戸YMCA、(公財)神戸YWCA、賀川記念館、
         神戸市外国語大学、神戸栄光教会社会委員会、ピースプラットホーム、兵庫県ユニセフ協会

 
  • 「ヒバクシャ国際署名」は、国内外の被爆者の呼びかけで始まった署名活動です。ヒバクシャの声を国連に届け、2017年に採択された核兵器禁止条約の発効をめざしています。

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  • アメリカが広島、長崎に原爆を投下。その被害は凄まじいものでした。
  • 第二次世界大戦後、アメリカに加え、旧ソ連、イギリス、フランス、中国の5カ国が核保有国となり、米ソを中心に核開発競争が激しくなっていきました。そこで、核保有を5カ国だけに認め、ほかの国に拡散するのを防ぐための条約「核拡散防止条約(NPT)」が1963年に国連は採択されました。しかし、インド、パキスタン、北朝鮮などの国も核を保有するようなりました。
  •  
  • 戦争には民間人を巻き込んではならないというルールがあります。化学・生物兵器などは大量破壊兵器と言われ、不特定多数の人に被害を及ぼすことから、今は禁止されています。
    核兵器はどうでしょうか。核兵器には放射能の被害が残ります。その被害は甚大で、直接被爆した人、母親の胎内で被爆した人、その頃その近郊にいた人にも及びます。被災者の救護に従事した人たちも放射能を浴びることになります。
  • これらがテロリストに渡ったら危険です。核兵器は、誰が持っても、使ってもいけない兵器です。
  • 「核兵器禁止条約」はそのよう思いからつくられた条約で、2017年に国連で採択されました。しかし、発効までには50カ国の批准が必要です。
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  • ヒバクシャ国際署名は「核兵器禁止条約」の発効を目指し、ヒバクシャの声を国連に届け、核兵器禁止条約が発効することをめざしています。
  • 日本は、原爆の被害者ですが戦争の加害者でもあります。お互いの立場を理解しながら、被災者の救護にも行けない放射能の怖さや被爆者がどんな人生を背負い生きてきたかなどを伝える事ができます。
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  • 署名はクラシックなツールかもしれませんが、コミュニケーションを広げるツールであり、思いを届ける事が出来るのです。
  • 「核兵器廃絶を夢にしない」、非力かもしれないが続けていきたいと話されました。
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  • チラシはこちらからご覧いただけます。


川崎塾④

核兵器のない世界をつくるには
「核兵器禁止条約」についてもっと知る

川崎塾は、2017年7月ノーベル平和賞を受賞した「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)」で、国際運営委員を務めておられる川崎哲さんをはじめ、第一線で活動されている講師から、核兵器廃絶の歴史、廃絶への道筋を学ぶ講座です。 来年の2月まで全8回の開催を予定しています。
川崎塾について詳しくお知りになりたい方はこちらからチラシをご覧ください。(PDF)

  • 日  時:2018年10月27日(土)
  • 会  場:コープこうべ住吉事務所
  • 講  師:野口 香澄さん   ピースボートスタッフ
  • 参加者:60人
  • 主  催:ふらっとピースネットこうべ         
  • 協力団体:生活協同組合コープこうべ、(公財)神戸YMCA、(公財)神戸YWCA、賀川記念館、
         神戸市外国語大学、神戸栄光教会社会委員会、ピースプラットホーム、兵庫県ユニセフ協会

  • ピースボートは、世界各地への船旅を通じて国際交流と相互理解を図る国際NGOです。培われた世界的なネットワークを活かして、独自の国際協力プロジェクトやNGOとしての提言活動を行っています。2008年からは、昨年ノーベル平和賞を受賞したICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)の 国際運営団体のひとつとして、「おりづるプロジェクト」を実施し、世界に核兵器の非人道性を訴えてきました。

  •  
  • 野口さんは、2年前から「おりづるプロジェクト」を担当し、広島・長崎の被爆者とともに船で海外を回り、各地のNGOや政治関係者に核兵器禁止条約への理解を求め、署名へと繋げていくために働いておられます。
  •  
  • 以下は、寄港する国々での被爆証言活動や面会の様子など紹介いただいた事例の一部です。
  • ■ロシアのサンクトペテルブルグでは、チェルノブイリ原発の関係者だった方と面会。「今回は極秘の面会。国からの生活保障を受けているため、原発のことを悪く言えない」と聞かされました。
    ■オーストラリアのシアトルでは、長崎で投下された原爆に使われたプルトニウム生成に携わっていた方に面会。「73年前にあったことを話してくれてありがとう」と言われ、その折の記念写真は博物館に展示されているそうです。
    ■ノルウェーでは、IPPMW(核戦争防止国際医師会議)メンバーが「ノーベル平和賞の選考をしている国が署名していないのは恥ずかしい」と話していたそうです。
    ■EUではICANメンバーに会うことが多く、彼らの多くは広島へ行ったことはないけれど、核兵器の非人道性を強く認識しなくてはいけないという信念を持って活動しています。

  •  
  • そんな中で、日本が核兵器禁止条約に参加しないのは何故?福島原発に対する政府見解は?などの質問を受けることもありますが、その時は個人として返答しておられるそうです。
  • 最後に、核兵器のない世界をつくるには、被爆地に行ったり活動に関わるなど動かなくては始まらない。直接関わってみることで自分がどのような立場なのか考える事ができる。また、生の被爆者の証言に勝るものはなく、それを継承していくことが大切と話しておられました。
  •  
  • 数多くの質問が出ましたが、丁寧にお答え頂きました。
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  • チラシはこちらからご覧いただけます。
 
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2018国際理解講座④

地球のステージ 特別篇

  • 第1部 地球のステージ ~伝えたい 命の輝き

  • 第2部 トークセッション 桑山紀彦×早川千晶

  •         
  • 日  時:2018年10月6日(土)13:00~16:00
  • 会  場:コープこうべ生活文化センター
  • 講  師:桑山紀彦さん(医師、地球のステージ代表理事)
  •       早川千晶さん(マゴソスクール運営)
  • 参加者:140人

  • 1部の地球のステージの公演は、フィリピン、南スーダン、ミャンマー、東ティモール、震災8年目の5篇で構成され、桑山さんは、スクリーンに映し出される国々の風景、心理社会的ケアの様子、明るくたくましく生きる人々の姿を、映像に重ねるようにギターを奏で歌い語りました。
  •  
  • 南スーダン篇では、南スーダンから逃れてウガンダの難民キャンプに暮らす、家や家族を失い心に傷を抱えた子どもたち、スーダン出身の学校の先生のケアの様子を語りました。
  • 弁護士志望の19歳の小学6年生、シスターになりたいという17歳の小学6年生、そして奨学金を受けさらなる上を目指す先生、彼らは言います「もう殺されることはない。念願の学校へ行けるようになり、将来に希望が持てるようになった。大切なことは夢をあきらめないこと」と。
  •  
  • 2部は、桑山さんが早川さんに問いかける形でトークセッションが行われました。
  • 大学生時代に世界の真実を知りたいと旅に出た早川さんは、出会いが楽しく、アフリカで生き生きと生活する人々に魅せられました。
  • マゴソスクールでの活動の原動力は、スラムのみんな、仲間が好きだから。もうだめと思う時には、火事場の馬鹿力が出てくる、日本やケニアで励ましてくれる仲間がでてくるそうです。
  • また、スマホについての問いには、家に電気は無くてもスマホは重要と話します。日本と大きく異なるところは、銀行や郵便局がなくても送金しあえるライフラインとしてのツール、情報を発信するためのツールとして活用していること。多民族多言語国家なので、それぞれが違って当たりまえ、人間関係が壊れるような使い方はしないということでした。
  • 最後に、これからも生きるという事を真剣に考え、目の前で苦しむ人がいたら寄り添いたい、悲しみに寄り添いたいと話されました。
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  • ※この事業は、公益信託兵庫県婦人会館ユネスコ基金の助成を受け実施しました。
  • チラシはこちらからご覧いただけます。
    
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川崎塾③

核兵器のない世界をつくるには
「核兵器禁止条約」についてもっと知る

川崎塾は、2017年7月ノーベル平和賞を受賞した「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)」で、国際運営委員を務めておられる川崎哲さんをはじめ、第一線で活動されている講師から、核兵器廃絶の歴史、廃絶への道筋を学ぶ講座です。 来年の2月まで全8回の開催を予定しています。
川崎塾について詳しくお知りになりたい方はこちらからチラシをご覧ください。(PDF)

  • 日  時:2018年9月30日(日)
  • 会  場:コープこうべ生活文化センター
  • 講  師:藤森 俊希さん   日本被団協事務局 次長
  • 主  催:ふらっとピースネットこうべ         
  • 協力団体:生活協同組合コープこうべ、(公財)神戸YMCA、(公財)神戸YWCA、賀川記念館、
         神戸市外国語大学、神戸栄光教会社会委員会、ピースプラットホーム、兵庫県ユニセフ協会
  • 講演会は台風24号のため中止になりました。
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川崎塾②

核兵器のない世界をつくるには
「核兵器禁止条約」についてもっと知る

川崎塾は、2017年7月ノーベル平和賞を受賞した「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)」で、国際運営委員を務めておられる川崎哲さんをはじめ、第一線で活動されている講師から、核兵器廃絶の歴史、廃絶への道筋を学ぶ講座です。 来年の2月まで全8回の開催を予定しています。
川崎塾について詳しくお知りになりたい方はこちらからチラシをご覧ください。(PDF)

  • 日  時:2018年8月25日(土)
  • 会  場:コープこうべ生活文化センター
  • 講  師:スティーブン・リーパーさん   広島平和文化センター前理事長
  • 参加者:85人
  • 主  催:ふらっとピースネットこうべ         
  • 協力団体:生活協同組合コープこうべ、(公財)神戸YMCA、(公財)神戸YWCA、賀川記念館、
         神戸市外国語大学、神戸栄光教会社会委員会、ピースプラットホーム、兵庫県ユニセフ協会

  • リーパーさんの初めの挨拶は英語。一瞬はっとした参加者の様子に笑みを浮かべながら日本語にスイッチ。講演会は楽しい雰囲気の中で始まり、次のように話されました。
  •  
  • 今、世界には、人口の半分が1日数百円で生活し、1日約2万人こどもが飢えて亡くなるという貧困や飢餓に直面している人たちがいます。アメリカや日本でも貧困で苦しんでいる人がいます。 また、私たちは、核兵器、海洋破壊、地球温暖化、CO2の削減、石油などで深刻な状況に直面しています。
  •  
  • 解決には難しいものもたくさんありますが、先ず核の問題を解決しなければなりません。
  • 私は、「広島100個分の原爆で500万トンの黒い灰が成層圏を覆い、作物は取れなくなる。原発がコントロールできなくなり、放射能により人類は住めなくなる。核は危ない」と伝えています。
  •  
  • 50年前、核保有国は、核不拡散、核軍縮会議を行う事、原子力の平和利用などを盛り込んだNPT(核拡散防止条約)を作りました。しかし、誠実に履行されなかったこともあり、スイスやノルウェーなどの核非保有国が推進し、核兵器はあらゆる状況で使ってはいけないと、核兵器禁止条約ができました。
  •  
  • 私は日本が条約にサインしていないことを心配しています。 日本は広島・長崎・ビキニ・福島で核の怖さを知った国です。核について非常に発言力のある国です。この条約が成功するか忘れ去られるか、日本が要になると考えるからです。
  •  
  • 最後に、核兵器が無い方が良いと思う人はたくさんおり、日本が動けば全人類が核兵器廃絶に動きます。
  • 「日本をこの運動に賛同するように変えるには、どう動けばよいでしょうか。どうすれば、我々の会話の中に核の話を入れる事ができるでしょうか」と問いを投げかけられました。
  •  
  • チラシはこちらからご覧いただけます。
 
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ユニセフセミナー


調べてみよう! 体験してみよう! 実験してみよう!

水の教室

 
  • 日  時:2018年8月5日(日)
  • 場  所:国営明石海峡公園 神戸地区 あいな里山公園  
  • 参加者:24人(小学1年生~中学1年生 )
  • 共  催:あいな里山公園、兵庫県ユニセフ協会  
  • ユニセフセミナー「水の教室」は、自然豊かなあいな里山公園 相談が辻(そうだがつじ)の家とその周辺で行われました。
  • 今回のセミナーは、いつでも安全な水を使える私たちの日常生活と異なり、水を手に入れるために苦労している人々、きれいな水を得るための工夫、水の大切さについて学ぶための体験型学習。
    水について学習したのち、インターン生や学生ボランティアらがリーダーとなり、普段触れることの少ない手押しポンプで水を汲みあげたり、蓮で覆われた田で泥水を汲み、その泥水を運んだり。更にはその泥水をろ過してみようという夏休みの自由研究にもぴったりのプログラムで進められました。

  • あいな里山公園園長の高畑さんの自然の仕組みや水生昆虫の話は楽しく分かりやすく、子どもたちにも保護者の方々にも自然に親しむ良い機会のなったと思います。
  
  
  
  
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川崎塾①

核兵器のない世界をつくるには
「核兵器禁止条約」についてもっと知る

川崎塾は、2017年7月ノーベル平和賞を受賞した「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)」で、国際運営委員を務めておられる川崎哲さんをはじめ、第一線で活動されている講師から、核兵器廃絶の歴史、廃絶への道筋を学ぶ講座です。 来年の2月まで全8回の開催を予定しています。
川崎塾について詳しくお知りになりたい方はこちらからチラシをご覧ください。(PDF)

  • 日  時:2018年7月29日(日)
  • 会  場:コープこうべ生活文化センター
  • 講  師:川崎 哲(あきら)さん
         核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)国際運営委員、ピースボート共同代表
  • 参加者:130人         
  • 主  催:ふらっとピースネットこうべ         
  • 協力団体:生活協同組合コープこうべ、(公財)神戸YMCA、(公財)神戸YWCA、賀川記念館、
         神戸市外国語大学、神戸栄光教会社会委員会、ピースプラットホーム、兵庫県ユニセフ協会

  • 2017年7月「核兵器禁止条約」は、ICANの主導的な役割により、国連本部での会議で120ヵ国以上の賛成を得て採択されました。今後50カ国以上の国が批准してから90日の後に発効し、重要な規範となります。川崎さんは、「『核兵器禁止条約』という国際法により公平で持続可能な非核化が担保される」と話されました。

  • しかしながら、事実上束縛を受けるアメリカ、ロシア、中国などの核を保有している国連の常任理事国やアメリカの核の傘にいる日本などは賛成していない現実があります。
  • そもそも、核兵器の非人道性を長年にわたって訴えてきたのは赤十字。約50年前にすでに核兵器を保有していた5か国以外に保有国を増やさないことで核戦争の危険を回避することを目指した条約「核不拡散条約(NPT)」ができました。しかし、守らない国があり、現在の核保有国は9か国になっています。

  • 核保有国は核兵器禁止条約の発効を遅らせたいと考え、ICANは早く進めたいと思っています。そんな中、日本の地方議会の2割で核兵器禁止条約の批准を求める意見書が採択され、政府に送られました。

  • 川崎さんは、ICANの運動に賛同し、核兵器禁止条約を理解し、日本も賛同するように世論を広めていってほしいと話されました。

  • 講演会には、中学生、高校生、大学生の参加も多く関心の深さが伺えました。また、講演会後には学生有志が集まり、川崎さんを囲んで座談会の時間を持ちました。

  • チラシはこちらからご覧いただけます。
 
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ユニセフ・パネル展


アグネス大使 シリア周辺国訪問

シリア難民の子どもたちを「失われた世代」にしないために

 
  • 日  時:2018年6月28日(木)~7月6日(金)
  • 会  場:コープこうべ生活文化センター 1F展示室  
ユニセフ・アジア親善大使のアグネス・チャンさんは、2017年4月2日から13日の日程で、シリア難民の受入数がもっとも多い3カ国ヨルダン、レバノン、トルコの国境沿いにある難民キャンプ、非公式テント居住区、学校、家庭などを訪れました。
シリアの内戦を逃れても、子どもたちに安全や安心が保障されているわけではありません。現在、シリアを逃れた子どもの約半数は学校に通っておらず、シリアは、未来を担う世代を失う危機に直面しています。一方で、難民を受け入れている周辺国も、大きな苦境に立たされています。
シリアの子どもたちや受入国の人々の声を聞いたアグネス大使は、シリアの人々に目を向け続けることや、シリアの子どもたちが教育を受け続けるための体制を整える必要性について訴えました。
 
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2018国際理解講座③

映像と写真で見るイスラム国(IS)後、
混迷するイラク・シリアの人びとは今

 
  • 日  時:2018年6月30日(土)
  • 会  場:コープこうべ生活文化センター
  • 参加者:88人
  • 講  師:玉本英子さん(ジャーナリスト、アジアプレス所属)
  • 講演は、アラビアコーヒーを飲みながら、在りし良き日のアラブの国の話から始まりました。
  •  
  • ユーフラテス川を挟んで北側に位置するラッカは「ユーフラテス川の花嫁」と呼ばれるほど美しい街でした。しかし、シリア政府軍と反体制派が内戦を繰り返している間に、「イスラム国」(IS)が支配し、景色は一変しました。残忍な公開処刑が繰り返され、市民は常に死の恐怖と隣り合わせの生活を強いられていました。この情報は、スマホとインターネットを介して、市民記者たちによって外部の人に伝えられ映画にもなりました。
  •  
  • その後、2017年「イスラム国」(IS)はほぼ壊滅。2018年首都ダマスカス近郊にある東グータ地区では、シリア政府軍が「テロリスト掃討」という名目で反体制勢力を攻撃、化学兵器が使用されたとの報道もありました。市民記者は、ガスや電気も止められ他地域への移動が難しい東グータ地区の空爆の被害や人々の声を、玉本さんに命がけで伝えました。
  •  
  • 講演の中で映し出される市民記者と玉本さんとの会話は緊張感に満ちていました。また、ISの兵士の生々しい会話からヤズディの女性がいかに厳しい現実に置かれていたかもよく分かりました。
  • それだけに、玉本さんの命がけの取材・報道の重さを痛感しました。
  •  
  • 講演会には、大学生をはじめ若い人の参加が多く関心の高さが伺えました。
  •  
  • チラシはこちらからご覧いただけます。
 
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2018国際理解講座②

出会いがつなぐ 子どもの未来

 
  • 日  時:2018年6月17日(日)
  • 会  場:コープデイズ豊岡
  • 参加者:80人
  • 講  師:永遠瑠(とわり)マリールイズさん
          (ルワンダの教育を考える会理事長、ウムチョムィーザ学園 理事長)
  • 主  催:兵庫県ユニセフ協会
  • 共  催:NPO法人にほんご豊岡あいうえお
  • 豊岡での初めての国際理解講座は、マリールイズさんをお迎えしてコープデイズ豊岡で行われました。いつも出会いを大切にされるマリールイズさんの話にたくさんの方が目頭を押さえながら聞いておられました。
  •  
  • ルワンダで洋裁の教師をしていたマリールイズさんは青年海外協力隊カウンターパートナーとして来日、福島県で洋裁の研修を受けました。
  • 研修を終え、帰国後間もなく内戦がぼっ発。3人の子どもを連れて難民キャンプに逃れ、お世話になった福島の方に安否を伝えるFAXを送ろうとしていた時、偶然アムダの日本人医師と出会い、通訳をすることに。その後、研修生時代の友人らの尽力で家族そろって日本へ来る事ができました。
  •  
  • 日本は平和だから安心して眠る事ができます。ホームステイ先の80歳のおばあちゃんは字の読み書きができました。ルワンダでは考えられないこと。また、何の手続きもしないのに6歳の息子の小学校入学の案内が届く。日本の素晴らしさを、私たちにとって当たり前のことでも当たり前でない国があることをお話しになりました。
  •  
  • マリールイズさんがルワンダの子どもたちに「大きくなったら何になりたい」と尋ねた時「大きくなるまで生きていると思う?」と返ってきたそうです。戦争の恐ろしさを実感したそうです。
  • そこで、夢を語れない子どもたちに手を差し伸べるためにも、早く学校を作りたいと思い、首都キガリにウムチョムィーザ学園を設立。映像を見ながら、今では図書館や給食室もでき、健康診断も行っています。最近整備されたグランドでは、子どもたちが運動会やサッカー楽しんでいますと紹介されました。
  •  
  • 「安心して学校へ行けることが夢につながる。教育には夢がある。」「平和の尊さ・命の大切さ学べば、明日があることがわかる。」「出会いがあって今があり、新しいページが広がる。」と話すルイズさんの言葉には力があり、心に残りました。
  •  
 
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ユニセフ入門講座

 
  • 日  時:2018年5月26日(土)
  • 会  場:コープこうべ生活文化センター
  • 参加者:17人
  • ユニセフの基礎を学ぶユニセフ入門講座を開催しました。
  •  
  • 参加者の声
    • 知っているつもりでいたが、ユニセフが何の略かも知らなかった。とても勉強になった。家で復習したい。
    • 頭の体操に良かった。
    • 学校で教えてもらえないことが詳しくわかった。いろいろ刺激を受けた。
    • 今年からユネスコスクールにチャレンジして委員長を務めている。昨日たまたまホームページで見つけて、参加させてもらった。このご縁を大切にしたい。海外に行かなくても、目の前でできることを考えたい。
 
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第48回 神戸まつり

 
  • 日  時:2018年5月20日(日)
  • 場  所:フラワーロード~三宮中央通り
  • 参加者:100人
  •  
  • 好天に恵まれた絶好のおまつり日和の中、ボーイスカウトの皆さん、コープこうべ職員の皆さんとともにパレードに参加しました。
    日本ユニセフ協会は、2020年のオリンピック・パラリンピックに向け、折り鶴づくりを通じて、戦争や争いがない世界を広げる東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会の活動を応援しています。
    兵庫県ユニセフ協会でも、「折り鶴」をかざしながら行進しました。
  
 
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2018国際理解講座①


一人ひとりの若者が自分の未来に希望をもてる社会を

 
  • 日  時:2018年4月21日(土)
  • 会  場:コープこうべ生活文化センター  
  • 参加者:28人
  • 講  師:今井紀明さん
  • 【プロフィール】認定NPO法人D×P(ディーピー)理事長。
                       1985年札幌生まれ。立命館アジア太平洋大学(APU)卒。2012年NPO法人D×Pを設立。

  • 認定NPO法人D×Pは通信制・定時制高校の高校生に支援を特化したNPOです。
  • 今井さんが事業を起こすきっかけになったのは2004年イラクでの人質事件。高校生の時、イラクの子どもたちのための医療NGOを設立。その活動のために、当時紛争地だったイラクへ渡航。現地の武装勢力に人質として拘束されました。
  • 帰国後「自己責任」の言葉のもと、日本社会から大きなバッシングを受け、対人恐怖症やひきこもりなどを経験。先生や友人たちに助けられ大学へも進学でき明るさを取り戻していきました。
  • そして、ザンビアでのボランティア経験から日本の子どもたちのしんどさに気づき、若者支援に動き出しました。
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  • 通信制・定時制高校は15年ほど前までは勤労学生が中心でしたが、現在は高校中退経験者や不登校経験者が非常に多くなっています。生徒には、いじめや不登校、お金がない、家に居場所がないなどの生きづらさを抱える、社会的にはしんどい子どもたちがいます。
  • 先生も学校の先生だけで生徒たちのことを理解するのは難しいことを認識していて、D×Pはここを埋めて、子どもたちの可能性を引き出すお手伝いをしています。
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  • D×Pは、現在、関西2府2県、札幌の23校で、単位認定された授業の一環として活動しています。物事をうまく言葉にできない子、社会との接し方が苦手な子どもが多い1、2年生では、社会人ボランティア(コンポ―ザー)と人間関係、大人との信頼関係を築くことを主テーマにし、「否定しない」「年上・年下から学ぶ」「様々なバックグラウンドから学ぶ」ことを大切にしています。
  • 2、3、4年生では就職までのサポートを行います。職場体験、アルバイトや正社員の紹介までを授業として行っており、成果は確実に上がってきています。
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  • 今井さんは、これから「政策提言」に取り組もうとしています。高校生の就職は「一人一社制」という慣習的なルールで縛られ、選択肢が狭く、民間の就職支援サービスも高校を卒業してからでないと利用できません。高卒就労・職業選択のルールを変えなければならないのです。
  • D×Pは、寄付に支えられ事業を展開しています。行政との利害関係がなく、提言しやすいそうです。
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  • 子どもたちは可能性の塊ですが、10代、20代のしんどさから自分の力だけで抜け出せない子もいます。若者への支援は未来の社会への投資と話しておられました。
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  • チラシはこちらからご覧いただけます。
    認定NPO法人D×Pウェブサイト

  • 国際理解講座は、世界の今を色々な年代の人に知って欲しいという思いからスタートさせました。2015年9月国連総会で、持続可能な開発目標(=SDGs)が採択されて以降、日本の子どもたちのことも取り上げられることも多くなりました。そのようなことから2018国際理解講座①は今井紀明さんに講演いただきました。

 
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世界の子どもたちと心をつなごう


第16回 ユニセフのつどい

 
  • 日  時:2018年3月17日(土) 10:00~15:00
  • 場  所:コープこうべ生活文化センター2階 ホール
  • 主  催:兵庫県ユニセフ協会
  • 後  援:兵庫県教育委員会、神戸市教育委員会、(公財)兵庫県国際交流協会、JICA関西、兵庫県子ども       会連合会、、コープこうべ
  • 協  賛:神戸YMCA、神戸YWCA
  • 参加者:約200人
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  • 「ユニセフのつどい」は、子どもたちの未来を考える兵庫県ユニセフ協会が主催するお祭りです。国際協力・支援活動を実践している若者たちやユニセフに協力いただいている皆さんをはじめ多くの方が集い、交流を通して、世界で起きていることや子どもたちが暮らす厳しい現状を理解し、持続可能な国際社会を築くために私たちが何ができるかを考える場でもあります。
  • 今年も小学生から社会人まで多くが参加し、活気あふれる「つどい」になりました。
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  • ◆おもなプログラム◆
  • ~午前の部~
  •    ○オープニング  クロマチックハーモニカ演奏  竹内海人さん
  •    ○トークショー   ユニセフ東京事務所副所長 根本 巳欧(ねもと みおう)さん 
  •    〇募金贈呈式
  • ~フリータイム~  
  •    ○参加団体の紹介の後、フリータイムに入りました。
              昼食&各ブース(21ブース)での活動紹介&フェアトレード・東北支援製品などの販売
  • ~午後の部~  
  •    ○神戸大学附属中等教育学校 コーラス部
  •    ○わくわくカフェ
  •    ○パフォーマンス クロマチックハーモニカ演奏  竹内海人さん
  •    ○お礼の言葉 
 
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平和講演会


ICAN国際運営委員 川崎 哲さん講演会


核兵器禁止条約を考える ~今、私たちにできることは~

 
  • 日  時:2018年2月10日(土)
  • 会  場:コープこうべ生活文化センター
  • 講 師:川崎 哲(あきら)さん
         核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)国際運営委員、ピースボート共同代表
  • 主 催:兵庫県ユニセフ協会
  • 後 援:ピースプラットホーム、生活協同組合コープこうべ
  • 参加者:約330人
昨年7月、核兵器禁止条約が国連で採択されました。核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)は、そこで「主導的役割を果たした」としてノーベル平和賞を受賞しました。

ICANは反核活動をしている団体の連合体で、2007年オーストラリアで発足、スイスに本部を置いています。現在101カ国468団体が参加し、執行部は代表の10団体で構成され、日本のピースボートがそのメンバーであることから、ピースボート共同代表である川崎さんが国際運営委員を務めておられます。

今回、国連で採択された核兵器禁止条約は核廃絶に向けての道筋で、「いかなる核兵器の使用も国際人道法に違反する」と表記しています。広島・長崎への原爆投下から70年以上を経て、初めて核兵器を禁止する条約がまとまったわけです。 日本の被爆者、旧ロシアの核実験による被爆者などもこの運動に参画しており、核兵器なき世界に向けた将来世代の夢に応えるもので、現在56か国が署名しています。
しかし、残念ながら、核保有国とその同盟国の多くは条約への署名を行うと言っていません。

川崎さんは、中学生の息子さんの「クラスの中で核兵器禁止条約を知っているのは数人だよ」という言葉を例に挙げ、「全国で、核兵器禁止条約が国連で採択されたという認識が広まれば、大きな変化、力を生み出していくでしょう。私たちが日本でできることは、世論をつくっていくことです」とお話しになりました。

中学・高校・大学生の参加も多く、関心の高さが伺える講演会でした。
 
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ユニセフ写真展


「アフリカに必要なもの」

アグネス・チャン大使が見たナイジェリア

 
  • 日  時:2018年1月20日(土)~28日(土)
  • 会  場:コープこうべ生活文化センター 1F展示室  
アフリカの多くの国が抱える格差問題を象徴する国の一つと言われているナイジェリア。石油資源に恵まれ、高い経済成長を続けながらも、5歳未満児死亡率は世界ワースト12位にとどまり、世界でわずか3カ国となった「ポリオ蔓延国」の一つでもあります。
ユニセフ大使であるアグネス・チャンさんがナイジェリアの商都ラゴスを2013年に訪れ、アフリカはなぜいつまでも貧しさから這い上がれないのか、解決の糸口を探りました。
写真展では、スラムでの子どもたちの暮らしや、ユニセフをはじめとする支援団体の活動の様子、経済格差の広がる社会の現状を伝えていました。
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ブルキナファソ報告会

  • 日  時:2018年1月27日(土)
  • 会  場:コープこうべ生活文化センター
  • 講  師:利根 素子さん(兵庫県ユニセフ協会ボランティア)
  • 参加者:20人 
2017年10月7日~10月16日に行われたブルキナファソスタディーツアーに参加された利根さんの報告会が行われ、ブルキナファソの教育、保健、水と衛生、子どもの保護、日本ユニセフ協会が行っているSchool for Africaのプログラム、食文化などについてお話しいただきました。

また、フランスの支援を受けている病院の様子、イタリアの支援を受けている触法児童の更生センターの様子、そして日本の支援を受けて行われているSchool for Africaプログラムなどの説明のあり、多くの国がブルキナファソを支援していることが分かりました。

ブルキナファソは、マリとニジェールに挟まれた内陸国。人口は1,693万人ですが、人口の約46%が貧困層(1日1.25ドル未満で暮らす人)で占められています。国連人間開発指数の順位は、187カ国181位で最も開発が遅れている国のひとつです。

ここで働くユニセフのスタッフは、出身国も経歴もさまざまで仕事の進め方も違うそうですが、仕事を進めるうえでは部族間の調整や根回しが大切だそうです。また子どもたちが良くなっていくのが喜びであり、それでモチベーションが保たれているそうです。
利根さんは、「日本からの、わたしたちの支援がつながっていると実感しました」と、話を終えられました。

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